NASEBANAL 2026年10月のアップデート:Growth 正式版リリース、マイアプリ・サポートページ、Dentiscope

目次
  1. Growth:Webフロントエンドの統合とダッシュボード
  2. Growth:共有設定の変更を通知でお知らせ
  3. Growth:料金体系を Free と Enterprise に
  4. 共通機能:「マイアプリ」とサポートページ
  5. Demo:Dentiscope(歯科X線画像の AI 診断支援デモ)の公開
  6. おわりに

NASEBANAL の10月のアップデートをお知らせします。まず、NASEBANAL Growth の Web 版が、本日ベータを終えて正式版になりました。iPhone アプリは現在 App Store の審査中で、承認され次第、正式版として公開します。

前回の記事でクローズドベータ版をご案内した NASEBANAL Growth(Target・Recorder・Stopwatchを1つにまとめたアプリ)の正式版については、Webフロントエンドの統合とダッシュボード、共有設定の変更通知、そして料金体系の変更をご紹介します。あわせて、「マイアプリ」とサポートページ、AI アプリのサンプルデモ Dentiscope など、NASEBANAL 全体のアップデートもお伝えします。


Growth:Webフロントエンドの統合とダッシュボード

モバイルでは Target・Recorder・Stopwatch を1つのアプリにまとめていましたが、Web 側はこれまで3つの別々のフロントエンドに分かれていました。今回、Web も モバイルと同じく1つのアプリ「NASEBANAL Growth」に統合 しました。左のサイドバーから Dashboard・Target・Recorder・Stopwatch を行き来でき、ログインも1回で済みます。ツールごとに別のアドレスを開き直す必要はなくなり、Web とモバイルで同じ画面構成になるので、どちらから使い始めても迷いません。従来の3つの Web アプリは Growth に置き換わります。

NASEBANAL Growth Web版のDashboard画面。左のサイドバーにDashboard・目標・レコード・ストップウォッチが並び、上位の目標の進捗、レコードの推移、KPIが表示されているNASEBANAL Growth Web版のDashboard画面。左のサイドバーにDashboard・目標・レコード・ストップウォッチが並び、上位の目標の進捗、レコードの推移、KPIが表示されている

ホームは、目標の進み具合から最近のレコードまで、上から順に読めるダッシュボード になりました。Web 版とモバイル版で同じ考え方で作っており、モバイル版のホームも、スマートフォンの画面に合わせて同じ順序で上から読めるダッシュボードに作り替えました。

  • 上位の目標の進捗と、直近14日間のレコードの推移
  • 目標の進捗・完了した目標・今週のレコード・連続記録・ゴールの達成を並べた KPI
  • 最近のレコードの一覧

各ブロックは、そのツールの画面へつながっています。たとえば目標をクリックすると Target のチャートがその目標だけの表示で開き、グラフの棒をクリックするとその日のレコード一覧が開きます。「今日何を見ればいいか」をホームで確認し、気になるところからそのまま掘り下げられます。


Growth:共有設定の変更を通知でお知らせ

コーチと生徒、親と子のように、Target の目標や Recorder のタグを誰かと共有していると、「相手が何を変えたか」をすぐに知りたくなります。そこで、通知(インボックスとプッシュ) を追加しました。通知されるのは次のような出来事です。

  • 共有への招待が届いた、承認された、拒否された、取り消された
  • 所有権の移譲を依頼された
  • 共有されている目標(Target)が更新・削除された
  • 共有されているタグ(Recorder)のレコードが追加・更新・削除された

Web ではナビゲーションバーのベル、モバイルではホームのベルと通知画面に表示されるほか、プッシュ通知 でもお知らせします。アプリを開いていなくても、共有相手の変更に気づけます。通知をクリックすると、該当のレコード・目標・共有の画面が開きます。下の2枚は、生徒がコーチに目標「フルマラソン完走」とタグ「ランニング」を共有した場面の例です。1枚目はコーチの画面で、生徒から目標の共有招待が届いたことと、その目標が更新されたことが通知されています。通知を開くと、共有された目標が目標(Target)のチャートに表示されます。2枚目は生徒の画面で、コーチがタグの共有招待を承認したことと、コーチがコメントつきでレコードを追加したことが通知されています。レコード管理(Recorder)の一覧には、そのレコードが並んでいます。同じデータを共有している2人のどちらにも、相手の変更が届きます(表示している名前やデータはサンプルです)。

コーチの画面。生徒から共有された目標「フルマラソン完走」の共有招待と更新(2件)の通知が届いている。目標(Target)のチャートには、共有された目標とそのサブ目標が表示されているコーチの画面。生徒から共有された目標「フルマラソン完走」の共有招待と更新(2件)の通知が届いている。目標(Target)のチャートには、共有された目標とそのサブ目標が表示されている
生徒の画面。コーチがタグ「ランニング」の共有招待を承認したことと、コメントつきでレコードを追加したことの通知が届いている。レコード管理の一覧には、コーチが追加したレコードが並んでいる生徒の画面。コーチがタグ「ランニング」の共有招待を承認したことと、コメントつきでレコードを追加したことの通知が届いている。レコード管理の一覧には、コーチが追加したレコードが並んでいる
  • 同じ対象の通知は、未読の間 1件にまとめられ、件数と最新の変更内容が更新されます。短時間に何度も編集されても、通知が洪水にならないための仕様です
  • モバイルの プッシュ通知の文面は汎用的な内容 にしています。ロック画面は他の人にも見える場所なので、レコードの値や目標名は載せず、詳細はアプリを開いてから確認する作りです
  • ご自身の操作では通知されません

Growth:料金体系を Free と Enterprise に

ベータ期間中は Free・Pro・Family・Enterprise の4プランを並べていましたが、正式版では Free と Enterprise の2つ にしました。個人で使う分には、ベータ期間の Family プラン相当の機能を Free でそのままお使いいただけます。

FreeEnterprise
対象個人組織
料金無料ご契約内容に応じて個別にお見積もり・請求
タグ・ゴール無制限ご契約内容に応じて設定
共有10件まで(書き込み権限つき)ご契約内容に応じて設定
API トークン20個までご契約内容に応じて設定

有償プランを細かく分けるよりも、1人でも運用しやすい単純な形を優先しました。組織でのご利用は Enterprise として、お問い合わせフォームからご相談ください。なお Recorder の保存容量(100 MB)とレコード件数(10,000件)には上限があります。


共通機能:「マイアプリ」とサポートページ

ログイン後のユーザーメニューに、「マイアプリ」 と 「サポート」 を加えました。

マイアプリは、NASEBANAL のアプリを1か所から開けるランチャーです。Growth(Web・iPhone・Android)、歯科X線画像の AI 診断支援デモ Dentiscope、開発者向けのオープンソースのツール(Quickstarts・SDK・CLI)を、プロダクトごとにまとめて並べています。アプリが増えても、ここを見れば入口がわかります。検索もできます。

マイアプリの画面。NASEBANAL Growth、NASEBANAL Demo(Dentiscope)、NASEBANAL Tools(Quickstarts・SDK・CLI)がプロダクトごとに並び、上部に検索欄があるマイアプリの画面。NASEBANAL Growth、NASEBANAL Demo(Dentiscope)、NASEBANAL Tools(Quickstarts・SDK・CLI)がプロダクトごとに並び、上部に検索欄がある

サポートは、不具合の報告と機能のご要望 を受け付けるページです(ログイン後に使えます)。ログイン中のお名前とメールアドレスが入力済みになっているので、内容を書いて送るだけです。製品・サービスに関するお問い合わせは、これまでどおりトップページのお問い合わせフォームからお寄せください。


Demo:Dentiscope(歯科X線画像の AI 診断支援デモ)の公開

マイアプリにも並ぶ Dentiscope は、AI を組み込んだアプリケーションのサンプルデモとして公開したものです。

Dentiscope のフロントページ。歯科X線画像から虫歯や治療痕などの所見を検出するデモで、「デモを試す」ボタンと、検出結果のイメージが表示されているDentiscope のフロントページ。歯科X線画像から虫歯や治療痕などの所見を検出するデモで、「デモを試す」ボタンと、検出結果のイメージが表示されている

デモでは、サンプル画像(またはアップロードした画像)に対して検出を実行すると、所見の位置と、件数・確信度などの検出サマリーが表示されます。

Dentiscope の検出結果の画面。サンプル1のX線画像に、根管治療・クラウン・欠損歯・詰め物などの所見が色分けして重ねて表示され、下に検出サマリーの表が並んでいるDentiscope の検出結果の画面。サンプル1のX線画像に、根管治療・クラウン・欠損歯・詰め物などの所見が色分けして重ねて表示され、下に検出サマリーの表が並んでいる

※ 画像は Kaggle の公開データセット「Dental X-Ray Panoramic Dataset」(作成者: Loki Silvres、Apache License 2.0)のサンプルです。表示は AI による検出結果の例で、診断を目的としたものではなく、医療上の判断には使用できません。


おわりに

Growth の正式リリースは終点ではなく、これから育てていく出発点です。Growth では今後、Stopwatch のように、さまざまな計測データを Recorder に登録する機能群を拡張していく予定です。計測の手間を減らし、記録したデータを目標の進捗につなげられるようにしていきます。さらに将来的には、先ほどの Dentiscope のように AI を用いて分析した結果を Growth に連携するような機能拡張も見据えています。

また Growth と並行して、NASEBANAL Evolution として ソフトウェアの品質情報を管理する機能 の実装を進めています。現在は、NASEBANAL 自身の開発ソフトウェアで実際に使う「ドッグフーディング」の最中です。その状況や得られた知見は、次回のブログでアップデートとして共有します。

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